48になりました。まだちゃんとプログラマやってます。
現在プログラマはとにかく足りないのだそうだ。足りない理由は色々言われてるが、俺はその理由として「そもそもプログラマになりたい奴が居ない」を挙げる。
プログラマとはプログラミングする人の事だ。じゃプログラミングは何かと言うと、マシンやデバイスを働かせることではなく、ましてやカッコイイ仕事でもなく、もはや「学校で習う授業のひとつ」でしかない気がするのだ。
「パソコンはソフトがなければただの箱」
これは俺みたいなおっさんエンジニアならほぼ間違いなく知ってる名言だ。でも、今でもこの言葉が真か?と聞かれると否定してしまう。
子供の頃からスマホが手元にあるような世代にとって、「ソフト(てかアプリ)は最初から入ってくるかダウンロードするだけ」だ。
「ないなら自分で作れ」こんな言葉もう聞かないでしょ。あるんだもん。
あまりにも当たり前にあるものに対して、それを自分でどうにかしたい、って考えるか?って話。どうにかしたい、どうにか出来たら嬉しい、そんな気持ちが起きない限りプログラミングしようとは思わないし、きっとプログラマは生まれない。
教育でプログラミングを教えよう、ってのも必要なことかもしれないが、まず大前提として(これ去年も俺書いてたけど)「動かしたい、作ってみたい」でしよ。知識よりまず欲望ありき。学習の場を作りました!プログラミング言語なんでも教えます!とかが一歩目ではプログラマは今後も増えない。一歩目は欲望を植え付けよう。結果プログラマ以外になってもそれはそれ。そっちで活躍してくれれば良いではないか。
上の娘は成人近く、もうなりたい職も決めている。下の坊主はスプラトゥーンやり込んでるが今のところプログラミングには興味なし。欲なければ無理って分かってるから無理に自分の子供をプログラマにするつもりもないが、万が一プログラミングしてみたいと言ってきたらどうしようか、ってのは考えてる。機会があればそれも書く。